浅草「酉の市」レポート
酉の市は、毎年11月の酉の日に「開運招福」「商売繁盛」を願って浅草の酉の寺や各地の鷲9(おおとり)神社、大鳥神社など鳥にまつわる神社で開催されるお祭りです。今年は「一の酉」が5日(火)に既に終了し、17日(日)の浅草の「ニの酉」に行ってきました。
混雑を避け朝8時に神社に入りましたが、既に参拝者の長い列ができていました。
お守りの熊手(かっこめ)や破魔矢を買い求める人の列も出来ています。
境内には多くの店が立ち並び、趣向を凝らした大小熊手が所狭しと飾られています。
店と客の間で熊手の売買が成立すると「商売繁盛」の三々七拍子の手打ちが威勢の良い掛け声と共にあちこちで飛び交います。
酉の市は江戸時代中期から知られていましたが、当初は隣接する長國寺「酉の寺」に祀られていた鷲宮に始まります。それが明治初年の神仏分離に伴い、長國寺から独立したのが現在の鷲神社です。
神社の授与所で販売される熊手(かっこめ)は今年はビニール袋入りで千円でした。
また、イベント会場や豪華賞品の当たるクイズ会場も設営されていました。
今年の酉の市は3回あり、次の「三の酉」は29日(金)に開催されます。まだ行かれてない方は、当日早目に行かれることをお勧めします。そして、帰りは通りに並ぶ出店で余韻を味わいながらそぞろ歩くのも一興でしょう。